社長ブログ
想念を実現するために
04/10/14 10:15:午前私は社内向けのブログを想念実現というテーマで毎週書いております。
そこで今回はホームページの社長ブログを開いて頂いた方にも最近の社内向けブログをお届けしたいと思います。
想念を実現する為には挑戦しなければならない場面が出てくる。やるのかやらないのか、又、右か左か選択しなければならない岐路もあるだろう。
そんな時に貴方は何を判断基準にするのだろうか?過去の経験や知識、または歴史を紐解くということもあるかもしれない。又、加えて回りの状況も鑑みて決めねばならないと頭をひねる事も必要であろう。
しかし、根本的考え方、即ち、原理原則や法則というものが厳然として存在しているのも事実である。
最近では稲盛さんが話題に上るが、話していることは原理原則である。例えば“利他の心”、もともと人は相手との関係性の中で成り立っている。皆が自分のことばかり考えていたら、物事は進んでいかないのである。互いに相手の事を考えていけば物事はスムーズに進んでいくのである。
“善い事を考えて善い事を行う”という話しもされるそうだが、これも逆の悪い事を考えて悪い事を行って、未来永劫うまく行く事などないのである。
方向を指し示す道具に羅針盤というものがあるが、心にも羅針盤がいるのである。
では、“心の羅針盤”とは何か?
心に“東西南北”は有るはずが無い事はお分かりだと思います。心の羅針盤とは、心の有り様の事を指しています。
では、心の有り様とはどんなものがあるのでしょうか。
皆さんは「あの人は心の美しい方だ」とか「人を愛する心を持ちましょう」とか「信心深い方だ」などと言う言葉を聞いた事があると思います。
私は心の有り様として次の七つがあると教えて頂きました。
それは『明・善・愛・信・健・美・与』です。
しかし、この地球には相対性原理というものも存在しています。コインに裏表があるように、上下、左右、前後すべて相対するものがあって成り立っています。
心の有り様にも相対性原理が働き、先述の七つに対して『暗・悪・憎・疑・病・醜・奪』という七つの心の有り様が存在します。
物事を判断するのに『明・善・愛・信・健・美・与』の心で判断する時は良い方向に向かいますが、『暗・悪・憎・疑・病・醜・奪』の心で判断すると悪い結果になるのだとも教えて頂きました。
前回で稲盛さんの話もしましたが、“利他の心”は間違いなく「与」であり「愛」であり又、「善」でもあります。だから、良い結果が得られるのです。
「桶の水を押しやってやれば自分の方に戻ってくる、自分のほうへかき集めようとすると逃げていってしまう」という話を聞いたこともあると思いますが、これも表現は違いますが、「与える事によって得られる」という話と同じです。
英語でgive-and-takeという言葉がありますが、これも同じですね。
この事は国を問わず万国共通、即ち真理だと言えると思います。
判断をするときに自分の心はどういう状況なのかを分析して行って頂きたいと思います。