社長ブログ

問題・課題にぶつかるたびに考える事

10/31/13 10:15:午前

私は社長として会社の経営に深く関わっているが問題・課題にぶつかるたびにまず考えることがある。

「なぜこの問題・課題を与えられたのだろうか」だ。

一般的には「問題・課題が起こった」という観点で見ると思う。そうすると、直接的な原因は何であろうかという“なぜ”になると思う。

勿論、原因を究明し対応策を講じるという事は経営にとって重要な用件であるのでやってしかるべきである。これは、仕組み(ルール)という観点で創り上げていかねばならない。

片や「問題・課題を与えられた」という観点で捉えると、与えられた意味、一人の人間のレベルとしてどうであったかという事である。

人生を過ごしていく上での気づき(ヒント)を与えられた、即ち、自分原因論(自分としてどう捉え、どうしていくのか)で成長していくチャンスを頂いたと考えるようにしている。

そうは言っても困難にぶつかると弱音を吐きたくなるものである。

そんな時は失礼があるかもしれないが、自然災害という人間の力を超越したことによってゼロ、否、マイナスからまた始めなければならない方達の事を想うようにしている。そう考えれば、何と恵まれていることか。

人間は無い物を数えることが得意な動物だと想う、逆境の時ほど有るモノを喜び、活かしていく智恵を求められているのだと思う。

これからも、この考え方を忘れず精進して行こうと思っています。