社長ブログ

東北を旅して感じた事

10/03/13 10:15:午前

ある会の旅行で久しぶりに東北を旅した。実際、私が以前に行ったのは震災の起こる3年前くらいであろうか。

今回の旅は仙台空港に着いて、宮城県、岩手県、秋田県、そして青森県と縦断していく二泊三日の旅。中日にゴルフを挟んだので、結構ハードな旅だったと思う。

まず、仙台空港について、ターミナルビルの壁に津波が来た時の水位が書いてあるのを見て改めて大変な事態であった事を感じました。

その後、世界遺産である中尊寺の金色堂に行ったが、まだ、紅葉の時期には早かったので本来の美しさが見られなかったのは残念だった。

只、お寺のさい銭箱の横に震災の義援金の箱が置いて有るのを見るに付け、いつの間にか自分の記憶の中で薄らいでいる事に一種の情けなさも感じた次第です。

二日目はゴルフをさせて頂いたのですが、キャディ付きにも関わらずそのゴルフ料金の安さに都市部との収入の格差を感じてしまいました。

その後、岩手県を通り抜け、十和田湖を目指し秋田県を通り青森県に入って行くのですが、交通量も少なく山あいにポツポツと集落が点在するだけで、何か寂れた風景に東北地方の厳しい状況も感じてしまいました。

最終は奥入瀬渓流に位置するホテルに泊まったのですが、そこではありのままの自然を目の当たりにして逆に大いに心を癒され、力も頂きました。

最終日は渓流を散策し、サプライズの予定変更で湯治場としても有名な酸ケ湯温泉の立ち寄り入浴をし、硫黄の臭いをプンプンさせながら青森空港から名古屋の県営小牧空港に帰って来ました。

全体を通して東北の方達の強さの原点は厳しい気候条件中で農業や漁業を中心として生計を立てている事なんだなと改めて感じました。

又、たまたま旅行最終日が朝ドラの「あまちゃん」の最終放送日であったのも何かの縁かと思いました。

どうせの事なら、「じぇじぇじぇ」が今年の流行語大賞になれば、この旅行がもっと印象深いものになるとも思った次第です。