社長ブログ

望む社員像

09/26/13 10:15:午前

前回の続きであるが“将来どんな社員になってほしいか”という問いに対して私の答えを片言節句で申し上げると“全体最適を考えて行動出来る社員”である。

仕事を始めた頃は自分の事が精一杯で“部分最適”、その最小単位は“自分にとって”であろう。しかし、能力が向上し昇格していく中で、係そして課、そして部とその範囲は段々と広がっていく。そうすると、自ずと“チームにとって”、“課にとって”、“部にとって”、そして“会社全体にとって”と考えられる社員でなければ円滑に回っていかないはずである。

いつも一つ上の立場で考えてみる事が大切だとはよく言われる事であるが、元々真に優れた人財とは最初からもっと大きな全体最適、お客様にとって、会社にとって、社員全員にとってという三つの物差しから最適解を導き出せる人だと思う。

立場変われば、市長は市にとって、知事は県にとって、首相は国家にとっての最適解を導き出せる人があるべき像なのであろう。

さて、社員である前に人間としてという事から望む人間像は“感謝の気持ちを常に持てる人”である。

当たり前の事など一つも無いのである。すべて与えられているものばかり。

健康も、家族も、仲間も、平和も、自分一人で創り出しているものは何一つ無い。

このことをしっかりと芯に持って行動できる人は素晴らしいと思う。

私自身も右往左往しながら、この人間像を目指して精進している一人であります。

常々、社員と共に成長し、体現したいと思っております。