社長ブログ
想いは同じなのに仲違い?
03/28/13 10:15:午前世の中には目指すものは同じなのに互いに意見が衝突する事がある。
要は山頂のゴールは同じなのに行き方が違うだけで相手を否定してしまうケースである。
一番顕著なのは経営者とその後継者となる息子の間であろう。
私も経営者の息子であったので、父の生前には物事の進め方に合点がいかず反発していた思い出がある。今、思えばもう少し私のほうが歩み寄って考えを話しあえば良かったと思う。
特に父が亡くなってから、教えてもらったことが如何に正しかったのかと感じる場面も多くある。それはいくつかの体験の中から作り上げられた真実といえるかもしれない。その言葉の中には突き当たった時に乗り越える為に必要な言葉だったりする。
一つの言葉を紹介すると『この人間社会で話し合いによって解決しない問題は無い』という言葉である。大抵は話し合う前から拒否反応で相手の言葉を素直に聴いていない場合多い。まずは、仕事に関係ない事柄でも良いから、何かのテーマで一緒に話すという習慣を創る(訓練をする)ことかなと思う。
今、私は経営者とその後継者と共に勉強するという会のお世話をさせて頂いている。参加される方は大抵が親子であるが、(時には息子でなくナンバー2であることもあるが)共にゴールを目指して想いを一つにして進んでいけたらこんなに嬉しい事はない。
勿論、その勉強会には私も息子と参加しているが、互いに同じテーブルで同じテーマについて話しあう事に加えて、一緒に参加する他の親子の会話を聞きながら感じることもあるようだ。
想いを一つにして進める事。この事は会社においても、家庭においても、又、友達同士でもこの上ない幸せに繋がる原因ではないだろうか。