社長ブログ
会社が生まれ変わる時
09/20/12 10:15:午前昨日、日本航空(JAL)が再上場した。復活の立役者は、現在経営の神様と言われている稲盛和夫氏だ。
昨日の夜の報道番組にも出て建て直しの経緯なども話されていた。少し前にはカンブリア宮殿という番組でもお話しされていて、記憶に残っているお話のレビューにもなった。
ポイントは想い(心)のウェイトが大きいように感じる。
日本航空も官僚主義になっていたというお話しがあったが、経営層が現場を離れ、机上の理論で会社を運営していたと言う事だ。即ち、社員に対してもお客様に対しても想い(心)が無く、数字上だけで判断し行動に移す。これでは、会社で働く皆さんが一体になる事は無い。
私は会社が良くなる時は、まず起こる様々な問題に対して皆が当事者意識を持つようになるようになる事だと思う。即ち、他人のせいにして逃げることが無くなることだと思う。皆で良くしていこうという想いが大きくなっていく事だと思う。
会社という共同体の中でそんな想いで皆が真摯に問題に向き合う姿勢が出ることによって力は何倍にでもなる。
正に、その為に稲盛氏は心を砕き、働く人たちとひたすら向き合って来たのだと感じる。「利他の心」、相手の幸せを思い行動に移す。高齢にも拘わらず、そんな姿を率先して示してきたその結果だと思う。又、稲盛氏の座右の銘『敬天愛人』は正に生かされてある命を出し切る原動力となっているようにも思う。
私も生まれてきた“使命”、又自分の“分”というものを感じて日々精進していこうと心新たにした次第です。