社長ブログ

論語に学ぶ

08/30/12 10:15:午前

論語に「之を知る者は之を好む者に如かず 之を好む者は之を楽しむ者に如かず」という言葉がある。意味的には「知っているだけでは不充分で、それを好きな人には敵わない さらに好きな人も楽しんでいる人には敵わない」という事だ。

今、公私共に楽しんでいる人はどれぐらい居るのだろうか? 回りを見てみると「ただ何となく」という人も多いような気がする。自分自身も振り返ってみるとややもすると時の流れに流されている時もあり、この論語の言葉に「ハッと」してしまう。

さて、楽しんで日々暮らしていくにはどうすれば良いか。正にこの論語の言葉からすれば、まずは、その日々行っている仕事や趣味等をこよなく好きになる事だと言える。好きになるにはどうすれば良いか。仕事や趣味についてまずはとことん知るという事ではないだろうか。喰わず嫌いという言葉がある。ろくに知りもせずに嫌々行っていることはないだろうか。まずは知ろうとする中で創意工夫してみようという事も出てくるはずだ。この時に向上心というものも当然必要だ。

出来る人ほど、難しい事を簡単に行えるように工夫する。要は、本質を捉えて必要な結果を出せるように考える。

“知る”というのは只覚えるという事ではなく探求し、原理原則を身に付けるという意味を含んでいると思う。原理原則を身に付けると以外と簡単にほしい結果が得られるようになり、楽しくなってくる。楽しいからまた次々とアイデアも生まれ、善循環に入る。知ると言う事は大切な事。

毎日毎日同じ事を何も考える事なしに行う事の愚に気付いて、今日からでも探求心と好奇心を持って取り組んでみよう!