社長ブログ
判断基準
07/27/12 10:15:午前人は誰でも決めるという行為を行わずに日々過ごすことはできない。そして、世の中には決断の早い人、又、遅い人が存在する。これは物事の軽重によるところも大きいので一概にそのことによって優柔不断な人と決めつけることは出来ない。しかし、一般的に決断の早い人は物事に対する判断の基準をしっかりと持っている。ただ、それが正しかったか、正しくなかったかは結果が物語っている。
一般的な判断の基準をちょっと考えてみたが、損/得・好き/嫌い・善/悪・常識/非常識くらいしか浮かんでこない。まだまだあるかもしれないが、普段はこれぐらいの判断基準で行うことが多いのではないかと思う。中には由緒正しい家では家訓があり、これが判断基準になっている場合もあるだろう。
ここで、考えなければならないのは、これら判断基準の立ち位置だと思う。これらの基準を“自分にとって”又は“相手にとって”にするかどうかで大きく判断は違ってしまう。多分短期的な視野でいけば“自分にとって”という判断になる場合が多いだろう。方や、長期的な視野に立てば“相手にとって”という判断になる場合も多いと思われる。
今、世の中は閉塞的な環境で短期的な視野になるケースが多いと思うが、敢て、長期的な視野に立った判断が必要なのかもしれない。その分目先は苦しくなるかもしれない、しかし、それを乗り越える事でこれから進んで行く為の揺るぎない判断基準を持つことにもなると思う。
一度、自分はどんな判断基準で日々過ごしているのかを考えてみるのも良いのではないだろうか。