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業務用エアコン室外機の点検・保守(名古屋市内ビル屋上)

更新日時:2025.11.04
カテゴリー:事例
業務用エアコン室外機の点検・保守(名古屋市内ビル屋上)

名古屋市内オフィスビルのパッケージエアコン室外機について、季節切替に合わせた定期点検と保守作業を実施しました。冷媒配管・電装系の健全性を確認し、必要箇所の調整・清掃・消耗品交換までワンストップで対応しています。

施工のポイント

  • 対象:ビル用マルチ(室外機)
  • 実施内容:外観・端子台点検/ファン・コンデンサ清掃/配管保温劣化確認
    冷媒圧力・過熱度/過冷却度の測定、真空引き → 漏えいチェック → 冷媒適正量調整、運転データ記録
  • 所要時間:1台あたり約2~3時間(状態により変動)
  • 安全対策:高所作業の墜落防止・停電ロックアウト・冷媒取扱い基準順守

作業の様子

写真は、屋上に設置された室外機の電装ユニット内の点検と計測の様子です。ゲージマニホールドで運転圧を確認し、異常振動・異音の有無、配管接続部の滲みを細かく確認。必要に応じて真空保持試験を行い、所定値に合わせて冷媒を追い充填しました。端子台は増し締めし、ファン周りの汚れを除去して放熱効率を回復させています。

施工後の効果

  • 冷暖房能力の安定:吐出圧・吸込圧が規定範囲に収まり、立ち上がりが改善
  • 省エネ化:放熱効率向上によりコンプレッサ負荷を軽減
  • 故障予防:端子焼損・冷媒漏えいの早期発見によりダウンタイムを回避
  • データ化:運転データを台帳化し、次回点検の基準値を明確化

担当者コメント

室外機は高温・風雨・紫外線にさらされるため、年1~2回の点検が効果的です。とくに繁忙期直前のメンテナンスは、突発停止の予防と電気代の抑制に直結します。複数台の同時点検や、夜間・休日の停止時間に合わせた作業もご相談ください。



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