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水中ポンプ交換(汚水槽・排水ピット|名古屋市)

更新日時:2025.11.06
カテゴリー:事例
水中ポンプ交換(汚水槽・排水ピット|名古屋市)

老朽化により起動不良が生じていた水中ポンプを新品へ交換しました。写真は、既設機(右・汚れ付着)と新設機(左)を並べ、フロートスイッチの作動確認と吐出側の接続準備を行っている様子です。槽内は事前に排水・洗浄し、据付後に漏れ・絶縁・運転を総合確認しました。

水中ポンプ交換後

施工のポイント

  • 対象:汚水槽/雑排水ピット用 水中ポンプ(自動運転フロート付)
  • 実施内容
    1. 槽内の残水排出・清掃、電源遮断・ロックアウト
    2. 既設ポンプ撤去、吐出配管・逆止弁・継手の点検/更新
    3. 新品ポンプ据付、電源・アース接続、絶縁抵抗測定
    4. 自動運転(浮上→起動/低下→停止)の作動試験、手動運転確認
    5. 漏れ点検・振動/電流値測定、所内の復旧清掃
  • 所要時間:約2〜3時間(配管更新の有無で変動)
  • 安全対策:感電・転落防止、ガス滞留の有無確認、止水管理、搬入動線の確保

施工後の効果

  • 排水の安定化:起動不良・逆流を解消、溢水リスクを低減
  • 保守性向上:逆止弁・継手を点検更新し、将来のメンテを容易に
  • 省エネ・静音:新型インペラで効率・静粛性が改善(機種による)

担当者コメント

水中ポンプはフロートの固着・逆止弁不良・ケーブル劣化が典型的な故障要因です。年1回の点検(絶縁・起動試験・清掃)と、8〜10年を目安とした計画更新をおすすめします。24時間止められない現場向けに仮設ポンプの用意やバイパス運転にも対応します。



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