空調配管・吊り込み(新築工場|名古屋市)
更新日時:2025.11.12
カテゴリー:事例


新築工場の内装工事に合わせ、業務用パッケージエアコンの室内機吊り込みと冷媒・ドレン・電源配線の先行施工を行いました。写真は、天井仕上げ前に配管ルートを躯体に合わせて整流・保温施工し、吊りボルトで室内機の高さを調整している様子です。
施工のポイント
- 対象:ビル用マルチ(ダクト形)室内機/冷媒配管・ドレン配管・電源配線
- 実施内容:
- スリーブ位置の墨出し、インサート・吊り金物の設置
- 冷媒配管(銅管)をろう付け→窒素パージ→保温仕上げ
- ドレン配管の勾配確保・防露保温、点検口位置の確定
- 通電前の耐圧試験・真空引きの準備、結線用ケーブル敷設
- 所要時間:1フロア 1〜2日(台数・天井納まりにより変動)
- 安全対策:高所作業の墜落防止、火気使用時の養生・監視、通行動線の確保
仕上がりと効果
- 天井内での納まり最適化:点検・更新がしやすい配置に
- 結露・漏水リスクの低減:保温厚みとドレン勾配を規定値で施工
- 省エネ・安定運転:適正な配管長・高低差管理で機器性能を発揮
担当者コメント
仕上げ前の段階で点検口・梁の干渉・配管交差を解決しておくと、後工程がスムーズです。図面だけでなく現場実測で納まりを再確認し、引渡し前の耐圧・真空・試運転まで一貫対応します。
